東北最大規模 石巻市メガソーラー稼働

泊浜メガソーラー稼働

石巻かほく 2014424日(記事引用)

 

東北最大規模 3000世帯分の発電能力

石巻市泊浜地区で、7事業者で構成する特別目的会社「サン・エナジー石巻」(石巻市)が建設した大規模太陽光発電所(メガソーラー)の竣工(しゅんこう)式が23日、現地であった。東北最大規模を誇り、一般家庭約3000世帯分の電力を供給できる。施設内で使用する電気自動車は災害時、付近の2カ所の避難施設に移動させ、非常用電源として活用する。

 特別目的会社を構成する電気設備工事の東光電気工事(東京)や建設業の丸本組(石巻市)、地権者の泊生産組合のほか、市、県などの関係者ら約50人が出席。神事の後、サン・エナジーの松川二男社長、亀山紘市長らがテープカットして稼働を祝った。

 松川社長は「これほど大規模の施設が本当にできるかどうか心配だったが、完成してうれしい。地域の復興に役立ちたい」と述べた。

 亀山市長は「万が一の時、避難施設は非常用電源ですぐに電気供給を受けられる。地域住民は安心して暮らすことができる」と期待した。

 「石巻泊浜太陽光発電所」と名付けられ、総事業費は約43億円。東京ドーム4個分の休耕田20ヘクタールを地権者26人から20年間借り、太陽光パネル4万6536枚を設置し、高さ30~40メートルの送電鉄塔7基を建てた。現在の発電電力とこれまでの発電量をリアルタイムで表示する電光掲示板も備える。

 出力は9500キロワット。年間発電量は1172万キロワット時で、全量を東北電力に買い取ってもらう。施設管理に地元の被災者ら7人を雇用した。

 施設は牡鹿半島北東部の南三陸金華山国定公園内に位置する。休耕地の段差をそのまま利用したため、地形変化や動植物への影響は最小限にとどめた。