この度、株式会社第一産機様と販売総代理店契約を締結致しました。

当社の支店がある東松島市に隣接する石巻に拠点を置く株式会社第一産機様の燃焼ボイラー普及の為、今回の取り組みを本格化して参ります。

バイオマスボイラー発電で使用される廃プラスチック
現在、建築業、配送業を中心に国内で排出される廃プラスチックは、中国をはじめ近隣各国がその受け入れを禁止しており、日本国内に滞留する廃プラスチックの処理問題は待った無しの状況であることは周知の通りです。

しかし、その処分方法に関しては未だ確立されておらず環境問題への懸念が近年問題視されておりましたが、この度この廃プラスチックを利用したバイオマス燃料であるRPFを連続燃焼させる特許を第一産機が開発し、セラウェーブがこの販売を請け負う運びとなりました。

バイオマスボイラー発電
バイオマスボイラー発電
主に中間処理業社様にて製造されるRPF燃料を連続燃焼させることにより得ることの出来る大きなメリットの1つ目は、大幅な減容化を可能にすることによる最終処分費の大幅な削減と、2つ目は、そこから得られる熱利用が挙げられます。

最終処分費の高騰は経営を圧迫するだけではなく、輸送人員の確保等の負担を増加させます。これを減容化させ、熱利用をすることでこれらの問題解決が可能となります。

また、畜産や農業を営まれる法人様に於かれましては、含水率の高い糞尿の産廃処理や、発せられる臭気による近隣への配慮に大変苦心されている状況を鑑み、これを乾燥化、減容化、燃料化させる「バイオマスキルン」の販売にも着手致しました。

作る時代から、美しく保つ時代へ。

環境負荷を最大限軽減し、持続可能な未来への布石となることを自負しております。